■ブラックリストに載らないように
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      大阪・交野市の女性FP(ファイナンシャル・プランナー)前野彩です、もとい「FP彩ちゃん」です。http://www.fp-will.jp/mama.html


    大学生の2人に1人が利用している奨学金。

    返還された奨学金が、次の奨学金を希望する人のお金になるのですが、
    奨学金の利用者が拡大するとともに、
    日本学生支援機構(旧育英会)の奨学金の返済を延滞している人も増え、
    3カ月以上滞納しているがこの2年間で1万人を超えました。

    日本学生支援機構では、
    返済が始まって6ヵ月の時点で延滞が3ヵ月以上の場合に、
    個人情報機関に延滞情報を登録します。
    ここに登録されることが、
    いわゆる“ブラックリスト”に載るということなのです。

    たとえば、平成20年度に採用されて大学で4年間奨学金を受けた場合、
    平成24年10月が返済開始になるので、
    6ヵ月(平成25年4月以降)で延滞が3ヵ月以上になると、
    ブラックリストに載ってしまうのです。

    また、奨学金以外にも学生が犯しがちなブラックリストには、
    携帯電話があります。

    携帯電話の多くは、2年間の継続利用と月々の利用料の割引をセットにして、
    端末代金を分割払いにする方法で購入します。
    その支払いが3ヵ月以上滞った場合、
    やはり、ブラックリストに登録されることになるのですが、
    その3割が20代までの若者なのです。

    ブラックリストに載ると、社会人、学生関係なく、デメリットが発生します。

    たとえば、クレジットカードの作成やその利用。
    新たにカードを作ったり、ローンを組んだりする場合、
    金融機関が個人信用情報機関に紹介をしますが、
    経済的信用が低いと判断されると、カードを作ることができなくなったり、
    カードの利用が止められたりすることがあるのです。

    それだけでなく、一度ブラックリストに載ってしまうと、
    すべての借入金を返済した後も、5年間はその情報が残ります。
    つまり、ブラックリスト情報が残っている限り、
    将来のカード利用、自動車ローン、住宅ローンが組めなくなる可能性があるのです。

    大学全入時代から、大学を就職しても6人に1人が就職できない時代になっている今、
    奨学金を返したくても返せない……という人たちが増えていることは、
    社会として対応が必要かもしれません。
    でも、「まぁいっか」という軽い気持ちの滞納で、
    将来の選択肢を少なくすることがないように願います。


    | fpayachan | - | 06:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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